Hirokute Asai Blog

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長距離運転する人「走行税」を知っているか!

「走行税」と言う言葉を最近になって知った(超遅)

 

同僚との何気ない会話で突発的に出てきたワード、初めて聞く言葉だったので話を聞いてみてショックを受けた。

 

「走行税」とは自動車が走った距離で課せられる税であり、2018年の12月にメディアから報道された記事だそうだ。

 

まだ決定ではないらしいが、正直やめてほしいものだ。

 

日本の消費税は他国に比べると安い方だが、税金の種類が多すぎる。

 

車には「自動車税」「自動車重量税」の他に、今年の10月から新たに始まった「環境性能税」が加わって、さらに消費税が10%に上がり車の維持が困難な状態だ。

 

さらに「走行税」が課せられてしまったら、車を維持するのも大変になってしまう。

 

 

「走行税」はいくら掛かるの?

気になるのはまず「走行税」はどれほど掛かるのかだ。

 

まだ正式に決まった訳ではないが、SNS上では「1㎞ごとに5円」や「1000㎞で5000円」などの記載がちらほらある。

 

一年で約1万5000㎞も走っている僕だと、「走行税」だけで7万5000円も払うことになる。

 

長距離を走る人にはキツい税制になりそうだ。

 

 

「走行税」を開始している国!

すでに「走行税」が導入されている国は、スイス、ニュージーランド、ドイツ、ベルギーの4か国が主に課税が進んでいる。

 

ニュージーランドでは「1000㎞で5000円」となり、さらに課税を逃れるやからを見逃さないために、GPSで位置を確認するシステムも導入されているそうだ。

 

GPSで位置情報を確認されるってことは、「個人情報とか大丈夫なの?」とか疑問に思う。

 

日本でも導入された年にはそういう問題もいろいろ起きそうだ。

 

 

「走行税」が検討される理由!

そもそもなぜ「走行税」を考え出したのか?何かしら理由があるのか?

 

いくつかの情報サイトで調べてみたが、主に上がる理由は「ガソリン税の徴収」だ。

 

ここ最近では、カーシェアリングなどのサービスが広がりつつある。

 

カーシェアリングとは利用する人が事前に登録を行い、会員となった人のみに自動車を貸し出すサービス。

 

レンタカーとは違い短時間の利用が可能であり、費用が安くてお手頃だ。

 

そうなると車を持つと言う概念が無くなってしまい、車を所持する人が減る。

 

それによって自動車燃料税方式による財源確保が困難になっていくと予測されている。

 

あとは電気自動車(EV)の普及によるガソリン離れだ。

 

ガソリンを使わなくなる時代が来ることでガソリン税の徴収が困難になる、政府はそんな時代に対応するため新たな税制を考えた。

 

それが「走行税」である。

 

今後、税収のために次々と色んな理由を付けて税金が増えていくのだろうか?

 

少しでも減税となる制度を増やしてくれると助かるのだか。

 

まとめ:今後、日本にも「走行税」は課せられるのか?

走行距離で税が課せられる「走行税」はまだ検討中だそうだが、2020年以降から本格的に見直す考えらしい。

 

国民からは「不平等だ!」の声が上がってきそうだが、政府はどのように考えているのか、どう対応していくのだろうか?

 

車を所有している人たちのことを考えた良案をどうか立法してほしいものです、以上。