Hirokute Asai Blog

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日本を脱出!?「若者の日本離れ」が急増する理由とは?

 

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こんにちは、コンビニの菓子パン離れが出来ないヒロクアサクです。

 

“若者の◯◯離れ“、平成ではいくつかの注目ワードを浮上させ、マスコミが雑誌やテレビなどでよく使っていたワードとして聞き覚えがある言葉だと思います。

 

恋愛離れや車離れの他、新聞、ゴルフ、カラオケ、結婚式など数多く出てきた中、また新たに気になる“若者の◯◯離れ“が浮上してきました。

 

それが、「若者の日本離れ」です。

 

昨今、新卒者や働き盛りの20代などが日本の会社に就職や転職をせずに、海外移住を検討している若者が少しずつ増えてきているようなのです。

 

日本は治安が良いと言われている国であり、生活で必須な水、電気、ガスが必ず使え、コンビニやスーパーなど生活雑貨がすぐに揃えられるなど、なに不自由なく生活が出来る環境のはずです。

 

ところがなぜ今の若者は日本を出ようと思うのでしょうか?

 

そこで今回は「若者の日本離れ」をする理由をまとめてみました。

 

 

 

 

1.日本を離れていく海外移住者

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さて、先ずは年々増加傾向のある海外移住者ですが、現在は日本を離れて暮らしている人がどれくらいなのでしょう。

 

外務省が調査した海外在留邦人数調査票(令和元年版)によると、平成30年10月1日の推計で日本を離れ在留しているに邦人が139万0.370人いるそうです。

 

ちなみに、前年度より海外移住者が3万8.400人増加となり、昭和43年以降の調査と比較したところ過去最多となる結果となったもようです。

 

現在、日本の人口は1億2602万になっており、日本人の1%以上が海外移住していることになります。

 

ちなみに、国別ではアメリカ合衆国に在留邦人全体の約32%(44万6.925人)となり、次に中国では約8.6%(12万76人)、3位がオーストラリアで約7.0%(9万8.436人)、上位三国だけで在留邦人の約半分を占める結果が出ました。

 

2.若者の「日本離れ」の理由!

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平成元年から右肩上がりの在留邦人、この若者の「日本離れ」をする背景には一体どのような理由があるのか、主に2つ、想定される理由にフォーカスを当ててみました。

POINT

 

・日本の税金制度に嫌気

 

・日本の働き方に不満

 

 

 

日本の税金制度に嫌気

まず、「日本離れ」をしていく理由として上げられるのが日本の税金制度ではないでしょうか。

 

現在、日本は世界でも類を見ない重税国家であり、税金が高い国ランキングでは2番目に立つ国となっているようです。

 

日本では多種多様に税金制度が存在しており、課税主体である“国税“と、地本公共団体である“地本税“の2つがあり、この中に取得税や住民税など無数の税金制度が存在しており、正直に言うと僕も嫌気が指しています。

 

他にも2018年に税制改正が行われ、給与取得控除の縮小が決定し、これにより、年収850万以上の給与取得者は増税対象者となりました。

 

今年の2020年に税制改正の見直しが行われるようですが、減税はあまり期待できず微々たる金額だと思われます。

 

消費税においても、2019年10月に8%から10%と引き上げられました、消費税20%前後の欧米諸国と比べれば税率そのものは低いのですが、日本では多種類の税制が課せられるので結局は重税額を払うことになります。

 

このように日本の税制に疑問を持つ若者達が海外移住に踏み切る要因となっているのではないでしょうか。

 

日本の働き方に不満

次に日本の働き方についてですが、これは若者だけが不満を持っている訳ではなく、日本で働く中高年サラリーマンの方々も同じ気持ちを募らせているのではないでしょうか。

 

2018年に“働き方改革法案“が成立され、2019年の4月1日をもって改正法が適用開始されることになり、これにより残響時間の上限が設けられ月45時間・年360時間以上の労働は禁止とされることによりなりました。

 

働き方改革により就業時間や残業時間、有給休暇などの制度が刷新され過酷な長時間労働がなくなり労働者の皆さんは大喜びかと思っていらっしゃると思いますが、実は逆に不満を煽る形になりつつあり“残業が足りない“と言った状況に追い込まれているよです。

 

会社から残業時間を規制されてしまい、仕方なくノートパソコンを自宅に持ち帰り残りの残務を消化する人や休日の日にこっそり通勤して仕事をする人などが増えているようで、特に若者の20代を中心としてこのようなサービス残業が急増しているようです。

 

現場で働く様々な人たちからは“給料が減り、仕事をする時間が増えた“や“改正前の環境の方が良かった“など悲痛な叫びばかりであり、一部では“残業代なんか払ったら会社が潰れる“などとなんとも見苦しい説明をする会社もあるそうです。

 

労働環境を良くするために改正したはずだった働き方改革ですが、目指すべく方向から真逆な方向に向かい、そしてそのしわ寄せが若者中心に降り注いでることが現状であり、これがまた若者の「日本離れ」を加速させている要因の一つとして捉えられるのではないでしょうか。

 

3.まとめ

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着々と日本を離れる若者が増えつつありますが、僕の予想ですがこれから更に海外移住者が増えてくる可能性があると思われます。

 

いま“超少子高齢化と言われる問題を抱え、若者の人口が減少し経済を支える労働力が減ることから現在の日本は不況の一途を辿っており、景気が根本的に回復していく見込みが立たないと言われております。

 

これでは、日本の若者たちは次々と景気の良い海外に生活の場を移し、現地の海外企業に就職することを考えるのも無理もありませんね。

 

本当に日本の経済が良くなることを願うばかりであります。

 

皆さんも海外移住を考えて見てはいかがですか?

 

では、今回は若者の「日本離れ」をする理由についてのまとめでした。

 

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以上、ヒロクアサクでした。