Hirokute Asai Blog

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休憩中のスマホは脳に毒!?もの忘れが増える“スマホ脳過労“とは?

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こんにちは、曜日感覚がマヒしているヒロクアサクです。

 

ゴールデンウィーク期間は、毎日自粛で同じこの繰り返しになり、曜日感覚がマヒしてしまいました。

 

この感覚が起こる理由は「新しい経験」をしていないことが一番の原因だそうです。

 

さて、話が変わりますが、今や僕たちの生活に欠かせなくなったモノと言えばスマートフォン、現在では、1人に1台持つようになり、老若男女問わず使用していることが普通となりました。

 

そんな中、前々から問題視されているのが「スマホ依存」であり、スマホがないと不安やストレスが溜まってしまうといった症状が話題となりました。

 

ですが、最近ではスマホに依存してしまっている30代~50代を中心に、もの忘れが激しくなったり、判断力や意欲の低下などを引き起こす新たな弊害が注目されています。

 

それはスマホ脳過労“です。

 

これはパソコンやスマートフォンの使いすぎで、脳が過度に疲弊してしまうことで引き起こる症状であり、“スマホ脳過労“になると、認知症うつ病にかかりやすくなります。

 

ここ10年間で働き盛りの30代~50代が「もの忘れ外来」を受診するケースが多くあるそうです。

 

今回はそんな現代病とも言えるスマホ脳過労“のリスクについて解説していきます。

 

 

 

 

スマホで疲弊する脳

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人間の脳は、本来ひとつのことを考えることが、もっとも得意とされており、平行して複数の物事を同時に扱う「マルチタスク」は脳に過剰なまでの負荷を与えてしまいます。

 

今やスマートフォンが普及され、通勤中などの移動時間にスマホで調べものや、ちょっとした隙間時間にメールやLINE(ライン)などのSNSをチェックしたり返信したりする方が多いでしょう。

 

このように何かをしている合間にといったシングルタスクと平行してスマートフォンを使うマルチタスクが当たり前となり、更に複数のアプリを同時に立ち上げるなどと‥‥‥より複雑な平行作業が行われるようになりました。

 

その結果、本来苦手であるマルチタスクを続けることで脳が疲弊してしまい“スマホ脳過労“といった状態に陥ります。

 

スマホ脳過労“に陥ると、健康な状態の人と比較して脳に流れる血液が大幅に減少してしまい、機能低下はもちろん脳そのものに影響が及び、さまざまなリスクを引き起こします。

 

もの忘れと意欲の低下

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前置きで話した通り、本来ならもの忘れに対して外来に訪れる方のほとんどは記憶力が衰えた高齢者だったのですが、ここ10年間で30~50代の「もの忘れ外来」を受信する方が増えています。

 

その原因の1つが「スマートフォンの使いすぎ」です。

 

スマートフォンの使いすぎ」や「スマホ依存」などは、若者に属する10代~20代に当てはまる言葉だと思われがちですが、最近では中高年の間でもスマホを頻繁に使い、経済ニュースや仕事に役立つ情報をチェックすることが多くなっています。

 

このようにスマートフォンを頻繁に使い、脳に負担を与え続けた結果、本人には築きにくい異変が着々と忍び寄っていきます。

 

例えば

 

・後輩の名前が覚えられない、忘れてしまう。

 

・部下のミスに対して感情的になってしまう。

 

・続けていた趣味や習慣に熱意が無くなる。

 

このように一見スマートフォンの使いすぎに関与していなさそうな症状が、徐々に本人の自覚なし起きていることがあります。

 

 

 

オーバーフローが起きている

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実際「スマホの使いすぎで本当にモノ忘れが激しくなるの?」というどうも腑に落ちない方がいるかと思います。

 

ですが、医療機器に使われるMRIで検査したところ、スマホを使っている時の脳は何もしていない時よりも血流が悪くなっているという結果が確認されています。

 

脳が情報を処理する順番は

 

「入力(インプット)」
    ↓
「整理(デフォルト・モード・ネットワーク)」
    ↓
「出力(アウトプット)」

 

この3つの段階があります。

 

しかし、本来は頭の中で入力された情報を整理しなくてはいけない時にスマートフォンを使って新たな情報を取り入れてしまうと、脳がオーバーフロー(あふれ出る)を起こすことに。

 

その結果、情報処理が追い付かず、血流が悪くなり脳の機能が下がってしまい“スマホ脳過労“に陥ることになります。

 

スマートフォンによる膨大な情報量を脳に詰め込み過ぎると、物覚えや物忘れがひどくなることや何に対してもやる気が起きず興味がわかない、常にイライラしてしまう、感情的になる、などの症状が出てくるようになります。

 

スマホ脳過労“にならないためにも、空いた時間はボーっとして脳を休ませた方が、仕事のパフォーマンスが上がるということですね。

 

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それでは、今回は“スマホ脳過労“のリスクについての解説でした。

 

現代の生活において、スマートフォンを完全に手放すことは難しいと思われます。

 

スマートフォンがあるから、より良い生活が過ごせるようになり、仕事でスマホを上手く活用すれば非常に便利であることは間違いありません。

 

ですが、それに依存し過ぎてしまうと脳がオーバーフローを起こすことになり、仕事のパフォーマンスを下げてしまう結果に繋がります。

 

そうならないためにも、スマホに囚われることなく、依存していることに一刻も早く築き、意識的に使いこなすことがとても重要です。

 

皆さんも気を付けてくださいね。

 

以上。

 

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ヒロクアサクでした。