こんにちは、迷惑電話からの着信ばかりくるヒロクアサクです。
実は個人情報、住所、電話番号、メールアドレス、名前などが揃うと、一件につき3000円くらいで売れるという噂を聞いたことがあります。
本当かどうかわかりませんが、これが本当なら安易に個人情報を教えるのは控えた方がよさそうですね。
さて、4月から新入社員たちが配属され、先輩や上司が手取り足取り教育する訳ですが、皆さんの会社には、電話対応だけは率先して出ることを拒む若者がいませんか?
実は最近の若い世代の人たちは、携帯電話やスマートフォンの普及により、ダイアルだけの固定電話に出る機会がなく、知らない人からの電話がでれない、かけられないといった“固定電話恐怖症“の人が多くいるそうです。
なんでも、入社後1年未満で仕事を辞める人たちの中には「電話に出られない」という離職理由があるそうで、電話を出ようとするだけで緊張し、体調を悪くする若者たちが後を絶えないそうです。
今回はそんな“固定電話恐怖症“になる理由と対処法を解説します。
若者の“固定電話恐怖症“
現代の若い人たちは、携帯電話から始まり、続いてスマートフォンが普及され、今では一人1台スマホを持つ時代となり、固定電話を使うことが無くなりました。
そんな指し響きから、固定電話に出る機会がなくなり、知らない人からの電話が出られない、かけられないという“固定電話恐怖症“が増えてきております。
メールやSNSなど文字だけのコミュニケーションをとってきた為、若者は固定電話に馴染みがなく、マナーが疎かになっているのが今の現状です。
そんな状態で社会人となり、不慣れな電話対応を強いら「電話対応は会社の顔となる」と言われても、なかなか新入社員にとっては難しいものです。
なぜ電話に出ることが恐いのか?
少し前までは、頻繁に使っていた固定電話はどの家族にも置かれており、ナンバーディスプレイなどの表示機能がありませんでした。
なので電話に出る際はいつも「誰からの電話だろう?」「こんな時間に誰だろう?」「用件は何だろう?」などの不安や緊張がいつも込み上がることがただあり、電話対応に慣れるまでは結構大変な思いをしていました。
しかし、年月が経ち携帯電話が普及されてからは、自宅の固定電話が鳴ることが極まれになり、携帯番号を教えた人だけが自分宛に電話をかけてくるということが普通となっていきます。
その為、「電話をかけてきた人は誰なのか?」「誰がどのような用件なのか?」など、相手に尋ねる習慣は殆んど無くなっていくことになりました。
その名ごりが残ったまま、社会に出ることになると「電話をかけてきた人の名前を聞き忘れた」「誰に用なのか、何の用件なのかを聞き忘れた」という何かしらのトラブルが起こることも少なくなく、次第に電話に出る事が怖くなっていきます。
そして、一度でも電話対応に失敗したことがある人は、繰り返してしまう失敗と自己評価が下がる恐れなどからトラウマとなり、さらに電話対応を避けるようになります。
「固定電話恐怖症」の対処
しかし、社会人となると一切電話を出ないという環境は先ず無く、これからの仕事に支障が出てくるようになるでしょう。
そうならない為に2つの対処法を実践しましょう。
付箋にメモしておく
「固定電話恐怖症」の有りがちなのは、失敗に対する恐怖であり、それにより喋る内容を忘れてしまうことです。
そうならない為にも先ずは、序盤で使う言葉を付箋にメモしておくことをおすすめします。
一言目が出ない時や自分が喋るのに気をとられて相手が言った言葉を聞き逃してしまいそうな時に有効です。
メモする内容は、序盤で使う言葉をだけでもかまいません。
「はい、◯◯会社です」
「はい、少々お待ちください」
「申し訳ございません、◯◯はただいま外出しております」
などのメモだけでも十分効果は発揮します。
自然な会話からの電話対応は相手の感情に左右されやすいのですが、文読みなら他の感情に揺れることなく会話がスムーズになります。
パターンを予測しメモしておく
上記で説明した対処法も初期パターンしか集まりませんが、徐々に経験を積むことで事前に会話のパターンが予測出来るようになります。
本当に異例な電話対応でない限りは全て付箋にメモをしておきましょう。
電話に付箋が大量に貼っていると、なんだか恥ずかしい、周りからの目線が気になるなど、色々と気にしてしまうところがあるとは思いますが大丈夫です。
意外と周りからは評価されることもあり、「真面目なんだ~」と思って通り過ぎるだけですので気にせず継続していきましょう。
一つひとつの成果は微々たるものでも、地道に続けることがやがて自分の糧となり力となってくれます。
「継続は力なり」です。
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それでは、今回は“固定電話恐怖症“になる理由と対処法の解説でした。
よく言われるのが、「回数をこなして慣れろ」と上司や先輩に言われます。
ですが、これは子供の頃から固定電話に耐性がある人ならまだしも、現代の若者に対しては適切なアドバイスになっているかと言われたら微妙なところです。
もし新入社員の教育を任された時は、なるべく丁寧に電話対応の基本から教えていこくとを心がけましょう。
以上。
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ヒロクアサクでした。